「社台グループオーナーズ」が

オールカマーに登録している、

ムスカテールについて。

競馬新聞の馬主欄に、

「吉田照哉オーナー」と
「吉田勝己オーナー」と
「吉田正志オーナー」の

名前が書かれている馬のほとんどは、

社台グループが、

JRAの個人馬主資格をお持ちの方に出資を呼び掛ける

「社台グループオーナーズ」の募集馬です。

この「社台グループオーナーズ」では、

ベテランの馬主はもちろんのこと、

資格を取ったばかりで、

「初めはあまりお金を掛けたくない」

と考えている馬主でも参加しやすいように、

1頭を10口に分けて共有するシステムを採用しています。

以前の募集馬には、

オークスとエリザベス女王杯を勝った
ダンスパートナーや、

高松宮杯とスプリンターズSを勝った
フラワーパークや、

スプリンターズSとマイルCSを勝った
デュランダルや、

ジャパンCを勝った
スクリーンヒーローや、

ジャパンダートダービーを勝った
フレンドシップなどがいましたし、

最近の募集馬にも、

昨年の安田記念を勝った
ストロングリターンや、

昨年の朝日杯FSを勝った
ロゴタイプ

などがいるように、

「さすがは社台グループ」

と言える成績を残していました。

ただ、

今年に入ってからの

「社台グループオーナーズ」の募集馬は、

タッチミーノットが中山金杯を勝ち、

ロゴタイプがスプリングS、皐月賞を勝つなど、

前半戦は順調に重賞を勝てていたものの、

クラブの「看板馬」と言えるロゴタイプは、

ダービーで5着、

次走の札幌記念でも5着に敗れるなど、

その後は期待通りの活躍ができていません。

その上、

昨年の安田記念を勝ったストロングリターンは、

調教中の骨折により、

9月4日(水)に登録抹消され、

ブリーダーズ・スタリオン・ステーションで

種牡馬入りすることが発表されていますので、

現在は「社台グループオーナーズ」の関係者達が、

「その分を他の馬で勝っておきたい」

と考えているのは間違いないと見ています。

また、

「社台グループオーナーズ」では、

今年の1歳世代について、

5月10日(金)に全部で82頭の価格入りの

「募集馬リスト」を発表して、

それから出資を受け付けていますが、

募集中止となった1頭を除き、

満口となっているのは、

2009年のエリザベス女王杯を勝った

クィーンスプマンテの妹で、

父がジャングルポケットからデュランダルに変わった、

「センボンザクラの2012」や、

タッチミーノットの妹で、

父がダンスインザダークからステイゴールドに変わった、

「タッチフォーゴールドの2012」など

63頭となっており、

残りの18頭は現在も出資を受け付けている状況です。

よって、

現在の「社台グループオーナーズ」の関係者達は、

「過去の募集馬を重賞で活躍させて、
残りの馬を早く満口にしたい」

と考えている筈ですから、

オールカマーに登録しているムスカテールについては、

この馬を管理している友道調教師に対して、

メイチの勝負仕上げの指示
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が出ている可能性が高いと見ています。

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