13年まではオープン特別。
14年から16年までがG2。
そして今年からG1となるホープフルS。
JRAの「過去10年成績」を見ると、13年以前は阪神2000mで行われていたラジオNIKKEI杯2歳Sの成績を記載しておりますが、阪神と中山という舞台が大きく違います。
中山芝2000mで行われたホープフルSという括りでデータ分析。
■過去10年の勝ち馬
07年・マイネルチャールズ
08年・トーセンジョーダン
09年・アリゼオ
10年・ベルシャザール
11年・アドマイヤブルー
12年・サトノネプチューン
13年・エアアンセム
14年・シャイニングレイ
15年・ハートレー
16年・レイデオロ
■勝ち馬の人気
07年・2番人気
08年・1番人気
09年・1番人気
10年・4番人気
11年・5番人気
12年・7番人気
13年・8番人気
14年・2番人気
15年・3番人気
16年・1番人気
1、人気
1番人気(3.3.0.4/10)複勝率60%
2番人気(2.1.4.3/10)複勝率70%
3番人気(1.2.1.6/10)複勝率40%
4番人気(1.0.1.8/10)複勝率20%
5番人気(1.0.1.8/10)複勝率20%
6番人気(0.1.0.9/10)複勝率10%
7番人気(1.0.0.9/10)複勝率10%
8番人気(1.2.1.6/10)複勝率40%
9番人気(0.0.1.9/10)複勝率10%
10番人気(0.1.0.8/9)複勝率11.1%
11番人気(0.0.0.8/8)複勝率0%
12番人気(0.0.1.7/8)複勝率12.5%
13番人気(0.0.0.7/7)複勝率0%
14番人気(0.0.0.5/5)複勝率0%
15番人気(0.0.0.4/4)複勝率0%
16番人気(0.0.0.4/4)複勝率0%
17番人気(0.0.0.2/2)複勝率0%
18番人気
上位人気馬の活躍が目立つレース。
1番人気の信頼度も複勝率で見ると60%では少々心もとないものですが、連対率としてみると60%はかなりの好成績。
2番人気は複勝率70%。
3番人気でも複勝率40%あり、上位人気が揃って馬券を外したのは11年のみ。
1、2番人気が揃って連を外したのは11年と12年。
基本的には堅いレースとみるべき。
2、配当
単勝798円
馬連5403円
馬単9639円
3連複26047円
3連単163570円
1番人気の連対率60%の影響があり、馬連や馬単の平均オッズは低め。
5403円はまずまず高く見えますが、馬連の最高払い戻し12年の28380円に引っ張られての高配当というもの。
3連系の馬券も3単最高配当648,880円という年があるにもかかわらず16万が平均と考えれば決して荒れ模様のレースとはいえず。
3、前走クラス
新馬(6.0.3.11/20)複勝率45%
未勝利(0.5.1.29/35)複勝率17.1%
500万下(3.4.3.38/48)複勝率20.8%
OP特別(1.0.0.9/10)複勝率10%
G3(0.1.2.16/19)複勝率15.8%
G2(0.0.1.1/2)複勝率50%
前走新馬戦が複勝率45%と好成績ですが、これはOP特別時だけかと思いきや、近3年も新馬勝ちで挑んできた馬の成績が良く、近3年では2頭の勝ち馬が前走新馬戦。
今年は前走新馬勝ちが2頭いるが、今年はG1。
別の要素も加味した上で、慎重に選ぶ必要がある。
4、前走距離
1200m(0.0.0.1/1)複勝率0%
1400m(0.0.1.3/4)複勝率25%
1500m(0.0.0.1/1)複勝率0%
1600m(1.2.1.14/18)複勝率22.2%
1700m(0.0.0.3/3)複勝率0%
1800m(2.4.5.36/47)複勝率23.4%
2000m(7.4.3.49/63)複勝率22.2%
過去10年の中で、前走2000mだった馬が大半を占めているとはいえ、合計7頭が前走2000m。
ただし回収率は低く、単回値48で複回値51。
前走の距離よりも、前走どのコースだったかは見た上での検証の必要あり。
ちなみに馬券に絡んだことのある馬の前走コースは以下。
中山・芝2000(3.1.1.19/24)複勝率20.8%
東京・芝2000(2.2.1.8/13)複勝率38.5%
京都・芝2000(2.0.1.11/14)複勝率21.4%
東京・芝1800(1.2.3.22/28)複勝率21.4%
京都・芝1800外(1.1.1.2/5)複勝率60%
東京・芝1600(1.1.1.5/8)複勝率37.5%
阪神・芝2000(0.1.0.5/6)複勝率16.7%
福島・芝1800(0.1.0.1/2)複勝率50%
新潟・芝1600外(0.1.0.1/2)複勝率50%
中山・ダ1800(0.0.1.4/5)複勝率20%
東京・芝1400(0.0.1.2/3)複勝率33.3%
5、前走着順
前走1着(8.8.5.49/70)複勝率30%
前走2着(1.1.1.10/13)複勝率23.1%
前走3着(1.0.3.6/10)複勝率40%
前走4着(0.0.0.3/3)複勝率0%
前走5着(0.0.1.6/7)複勝率14.3%
前走6着(0.0.0.7/7)複勝率0%
前走7着(0.1.0.5/6)複勝率16.7%
前走8着(0.0.0.5/5)複勝率0%
前走9着(0.0.0.4/4)複勝率0%
前走10着(0.0.0.3/3)複勝率0%
前走11着(0.0.0.2/2)複勝率0%
前走12着(0.0.0.2/2)複勝率0%
前走13着(0.0.0.1/1)複勝率0%
前走14着(0.0.0.1/1)複勝率0%
前走15着(0.0.0.2/2)複勝率0%
前走16着(0.0.0.1/1)複勝率0%
前走新馬戦組の成績に引っ張られ、前走1着組の成績が良く、馬券対象30頭中、21頭が前走1着。
前走敗退となった馬のレースをみると500万クラスが5頭、OP特別1頭、重賞3頭。
ただしいずれもホープフルSが重賞となる以前の話。
重賞となってからは馬券対象馬はすべて前走1着。
5着内に広げると、3頭掲示板を確保しているが、いずれも前走重賞で3着となっている。
6、馬番
1番(1.0.1.8/10)複勝率20%
2番(3.1.0.6/10)複勝率40%
3番(0.0.0.10/10)複勝率0%
4番(0.0.0.10/10)複勝率0%
5番(1.1.1.7/10)複勝率30%
6番(1.1.1.7/10)複勝率30%
7番(1.2.1.5/9)複勝率44.4%
8番(0.0.2.8/10)複勝率20%
9番(0.1.1.8/10)複勝率20%
10番(1.2.0.6/9)複勝率33.3%
11番(2.2.0.4/8)複勝率50%
12番(0.0.0.8/8)複勝率0%
13番(0.0.1.7/8)複勝率12.5%
14番(0.0.0.5/5)複勝率0%
15番(0.0.1.3/4)複勝率25%
16番(0.0.0.4/4)複勝率0%
17番(0.0.1.1/2)複勝率50%
18番
外枠はあまり成績が良く無く、できれば11番枠までが欲しいところ。
中山芝2000mにおける全体的な馬番の数値をみても基本は内枠有利。
ただ、全体的な回収率をみると外枠が良く、内枠になればなるほど回収率的には下がるイメージ。
7、危険な人気馬?
3番人気以上の人気で掲示板を外したのは合計7頭。
内2頭が重賞になってからのもので14年に2頭沈没している。
14年の2頭に関しては、京都2歳Sで1、2番人気だったダノンメジャーとティルナノーグ。
ただし今年からG1。
過去前走重賞で馬券に絡んだ馬は合計4頭おり、内3頭が前走敗退馬。
重賞で好走を果たした馬で、大きく沈没した馬は少なく、重賞の場合は掲示板を確保した馬まではフォローする必要がありそう。