一口馬主クラブの「株式会社ウイン」が京都牝馬Sに出走させる、
ウインプリメーラについて。
同クラブの愛馬会法人・「ウインレーシングクラブ」に於いて、
以前まで取締役を務めていた大迫基弘氏と大迫正善氏は、
「ゼンノ」の冠名を用いている大迫久美子オーナーのご家族ですから、
当時は、「ゼンノ」と「ウイン」の馬が同じレースに出走してきた場合、
「実質的に複数出し」と考え、「どちらで勝ちにきているのか」を慎重に見極める必要がありました。
しかし、2012年の秋に新体制となってから、「株式会社ウイン」の代表は、
「マイネル軍団の総帥」こと岡田繁幸オーナーの三男・義広氏が務めておりますので、
以前とは違う見方をする必要があるでしょう。
同クラブに於いて、過去の代表的な存在としては、
2003年のNHKマイルCを制したウインクリューガーや、
2003年の京都ハイジャンプなど、障害重賞を4勝したウインマーベラスや、
2004年の日経賞を制したウインジェネラーレや、
2004年の京王杯スプリングCを制したウインラディウスなどが挙げられ、
最近の代表的な存在としては、2014年の日経賞を制したウインバリアシオンなどが挙げられます。
2014年の同クラブは、ウインバリアシオンで日経賞を、
ウインマーレライでラジオNIKKEI賞を制し、
重賞2勝を含む「19勝・獲得賞金5億7480万円」という成績を残しておりました。
更に昨年、重賞はウインフルブルームが制した京都金杯の1勝に留まったものの、
その他の所有馬が活躍したことにより、「37勝・6億9026万円」と前年を上回る数字を残しております。
しかし、「ウイン」は、「2015年度募集馬」(現2歳世代)について、
「1次」と「2次」を合わせて、計38頭のラインナップを発表しており、
1月29日(金)に募集を締め切っておりますが、
これらの内、満口となったのは2頭のみで、残りの36頭は満口となっておりませんでした。
また、今年の同クラブは、「2016年度募集馬」の「1次」について、
6月下旬の発表を予定しておりますので、現在、クラブの関係者達が、
早い時期から顧客層に対して、「過去の募集馬を注目度の高い重賞で活躍させ、
ウインの馬は走るという印相を与えたい」と考えている筈です。
よって、京都牝馬Sに出走させるウインプリメーラについては、
クラブの関係者が、この馬を管理している大久保龍志調教師に対して、
メイチの勝負仕上げを指示している可能性が高いと見ておりました。
そして、最終追い切りについての報告が、
「坂路で一杯に追われて、4Fが51秒8、終いの1Fが
12秒0という時計でまとめておりました。ペイザージュ
(3歳未勝利)と併せる形で、1秒0前を走っていた相手
を追い掛けて、最後はコンマ1秒先着しておりましたし、
仕掛けられると一気に伸びておりました。格下が相手とは
言えこれだけ動けるのは、デキのいい証拠と判断できるで
しょう」
というものでしたから、好レースが期待できると考えております。