古川智洋オーナーがアレキサンドライトSに出走させる、
エキマエについて。
古川オーナーの本業は、神奈川県川崎市にある「川崎駅前クリニック」の院長です。
名前の通り、同クリニックは、「JR川崎駅」の目の前にある商業施設・「リバーク」の6階にあり、
主に、人工透析、腎・糖尿病内科、血管外科の診療を行い、平日は病院に行けない患者のため、
土曜日も診察を行っている上、人工透析に限っては、
毎週、月・水・金曜日に限り、夜10時30分まで治療を行っております。
また、人工透析を必要としながら、旅行や出張などで地元を離れている患者に対しては、
透析を随時受け付けておりますので、地域の方は勿論ですが、
遠方の方にとっても「なくてはならない存在」と言えるでしょう。
ちなみに、合併症などで入院治療が必要と判断した患者に対しては、
「川崎市立川崎病院」、「川崎市立井田病院」、「日本鋼管病院」、「済生会横浜市東部病院」、
「東邦大学医療センター大森病院」、「慶應義塾大学病院」などと連携し、迅速に対応しているそうです。
そして馬主としての古川オーナーは、JRAで馬を走らせ始めたのは2004年からで、
現在までに20頭以上を所有しており、その中の代表的な存在としては、
2006年の横津岳特別などを制し「5797万円」の賞金を獲得したオルドリーバや、
2014年のオープン特別・ヒヤシンスSなどを制し、
これまでにJRAのレースで「3477万円」の賞金を獲得しているエキマエが挙げられるでしょう。
2006年のオーナーは、オルドリーバの活躍などにより、
過去最高となる「4867万円」の賞金を獲得しておりました。
ただ、それ以降は、2006年を上回ることができておりませんし、
一昨年も、先述したエキマエがヒヤシンスSを制し、
オーナーにとって8年振りとなる特別レース勝ちを収めたものの、
獲得した賞金は「3392万円」でしたから、昨年を迎えるにあたって古川オーナーは、
「賞金の高い特別レースをもっと勝ちたい」と願っていた筈です。
しかし昨年は、エキマエが骨折のため戦線離脱となってしまい、
獲得した賞金は「1705万円」に留まっておりましたので、
今年のオーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていることでしょう。
そして今週は、復帰してきたエキマエを、1着賞金1820万円(馬主の取り分は8割の1456万円)
のアレキサンドライトSに出走させますので、私が古川オーナーの立場であれば、
この馬を預けている中川調教師に対して、メイチの勝負仕上げを指示しますし、
最終追い切りについての報告が、
「レースでも乗る江田騎手が南ウッドで一杯に追って、全体が66秒6、
終い12秒8という時計を出していました。ハリケーンリリーの内を1秒0
追い掛けると、最後はコンマ4秒先着していて、動き自体も、私が【力を出
し切れる状態】と思えるものでしたから、今回は1年半振りの実戦ですけど
恥ずかしい競馬にはならないでしょう」
という内容でしたから、好レースが期待できると考えております。