吉木伸彦オーナーがフィリーズレビューに出走させる、
ノーブルヴィーナスについて。
吉木オーナーは、東京都港区の赤坂に本社を構え、会計ソフトウェアの開発や、
会計・経営管理システムの構築や、コンサルティングなどを行っている、
「株式会社ビジネストラスト」の代表取締役を務めております。
1990年、コンサルティング業務を目的として設立された同社は、
1994年、会計システムの開発及び販売を開始し、1996年には連結財務諸表作成ソフトの「連結大王」を発売、
2000年には時価会計ソフトの「時価大王」を発売、2002年には「連結大王SUMMIT」を発売、
2009年には金融商品時価算定システム「エイペックス」を発売、2011年には連結会計システムの
「BTrex(ビーティーレックス)」シリーズを発売するなど、これまで多くの商品を生み出している上、
いずれも利用者から好評を博しているそうです。
そして現在は、資本金が4億4900万円となっている上、
クライアント数が約700社(約400社の上場企業を含む)となっておりますので、
同社の代表取締役社長を務めている吉木オーナーのことは、多くの方が「非常に優秀な経営者」と認めていることでしょう。
なお、馬主としての吉木オーナーは、確か2011年からJRAで馬を走らせており、
これまでに約15頭を所有しておりますが、まだ重賞を勝ったことはありませんし、
これまでに吉木オーナーが勝っているのは、賞金の安い平場のレースのみで、特別レースを勝ったこともありません。
また、昨年の吉木オーナーは、「4勝・獲得賞金3464万円」という成績を残しておりますが、
今年に入ってから先週までは、「12戦0勝」という成績で、獲得賞金が「630万円のみ」という状況です。
しかし、ノーブルヴィーナスで1着賞金が5000万円(馬主の取り分は8割の4000万円)のフィリーズレビューを勝てば、
昨年の獲得賞金を一気に上回れますし、「初めての特別レース勝ち」と「初めての重賞勝ち」も果たせることとなります。
ですから、私が吉木オーナーの立場であれば、この馬を管理している牧浦調教師に対して、
必ず渾身の勝負仕上げを指示しますし、最終追い切りに関する報告が、
「レースでも乗る四位騎手が坂路に入れて、全体が56秒4、
終いが12秒4という時計を出していました。馬場が渋ってい
て、しかも馬なりでしたから、速い時計が出た訳ではありませ
んけど、状態がいい馬ならではの力強い脚捌きを見せていまし
たので、申し分のないデキでレースに臨めるでしょう」
という内容でしたから、「最後まで注目すべき存在」と考えておくべきでしょう。