田島榮二郎オーナーがフィリーズレビューに登録している、
スマートプラネットについて。
田島オーナーは、横浜市戸塚区に本社を構え、確か40年以上、
不動産業を営んでいる「株式会社桐屋」の代表取締役です。
また、田島オーナーは、法政大学出身で、「一般財団法人法政大学経営者懇談会」に入会しており、
母校の発展に寄与していく活動を行っている上、
戸塚区の旭町西口町内会の代表も務めておりますから、
「責任感の強いリーダー」という印象を持っております。
そして、JRAの馬主としての田島オーナーは、30年以上も前から馬を走らせている大ベテランでして、
これまでに150頭近くを所有しておりますが、その中でも真っ先に思い浮かぶのは、
1991年のエプソムCと毎日王冠と天皇賞・秋を制したプレクラスニーでしょう。
何しろ、1991年の天皇賞・秋では、メジロマックイーンが他の馬に大差を付けて先頭でゴールしましたけど、
スタート直後の進路妨害によって、当時、始まったばかりの降着制度が適用されてメジロマックイーンは18着となり、
プレクラスニーが繰り上がりで優勝したのですから。
ただ、田島オーナーは、その天皇賞・秋を最後に、23年以上も重賞を勝てていませんから、
恐らく今は、「とにかく重賞を勝ちたい」と、強い思いを抱いているのは間違いないでしょう。
そのため、私が田島オーナーの立場であれば、フィリーズレビューに出走させるスマートプラネットについては、
この馬を管理している和田雄二調教師に対して、
メイチの勝負仕上げといった指示を出すのは間違いありませんし、追い切りでは、
「坂路での追い切りでは、ビッシリと追って、全体が55秒6、
終い13秒4をマークしていました。今の美浦の坂路は、時計が
掛かってしまいますので、タイムの遅さを気にする必要はないで
しょう。1週前の5日(木)にも、同じく坂路でビッシリと追っ
ており、2週続けて十分に負荷を掛けてきたことから、ここに向
けて和田調教師が念入りに仕上げてきたと判断しています」
という、見込み通りのものでした。
これらの理由から、この馬を「大いに注目すべき存在」と考えております。