「株式会社グランプリ」がマイルCSに登録している、

グランプリボスについて。

新大阪駅のすぐ近くに自社ビルを構えている、「株式会社グランプリ」は、JRAの個人馬主で、

グランプリエンゼルなどを所有していた北側雅司オーナーが、

1977年に大阪の堺市で図書販売会社として創業した会社です。

同社は当初、教育関連事業を柱としておりましたが、

1987年に「グランプリエステート株式会社」を設立してからは、

不動産事業を拡大し始め、現在は、4棟の住居用マンションと6棟のオフィスビルを保有しており、

その他にも、映像の企画・制作・配信といったCS放送事業や、エステ事業なども手掛け、

現在は、雅司オーナーのご子息の司氏が代表取締役を務めております。

そしてJRA馬主としての「株式会社グランプリ」は、1998年から馬を走らせ始め、

その中で代表的な存在と言えばやはり、

2010年の朝日杯FSと2011年のNHKマイルCを含む重賞5勝を上げ、

これまでに5億1329万円の賞金を獲得している「稼ぎ頭」のグランプリボスでしょう。

そのグランプリボスが重賞2勝を上げた2010年の「株式会社グランプリ」は、

11勝を上げ、今までで最高となる2億9614万円の賞金を獲得しておりましたが、翌年以降は、

2011年→4勝・獲得賞金2億4545万円
2012年→4勝・獲得賞金2億0754万円
2013年→7勝・獲得賞金1億5613万円

と、立て続けに獲得賞金が減っております。

そのため、今年は「株式会社グランプリ」の関係者が、

「何としても悪い流れを止めたい」と考えていた筈ですが、

先週までの時点で獲得賞金は1億1290万円と、まだ昨年よりも4千万円近く下回っております。

また、「株式会社グランプリ」は、

法人名義と北側オーナーの名義で毎年のように競走馬セールに参加しており、今年も、

□株式会社グランプリ名義
7月14日(月)~15日(火)の「セレクトセール」で1頭を1900万円で購入

□北側オーナー名義
「セレクトセール」で2頭を4600万円で購入
7月22日(火)の「HBAセレクションセール」で2頭を1750万円で購入

と、計5頭に総額8250万円を使っております。

そのため、「セレクトセール」が終わってから先週までのオーナーは、

「セールで使った資金を所有馬の賞金で回収したい」と考えていた筈ですが、その期間の成績は、

株式会社グランプリ名義:1勝・獲得賞金3140万円
北側オーナー名義:1勝・獲得賞金3508万円

と、両名義を合わせても、獲得賞金は6648万円(馬主の取り分は8割の5318万円)で

すから、まだセールで使った資金を全て回収できておりません。

よって現在、「株式会社グランプリ」の関係者には、

「何としても昨年の成績を上回りたい」と「セール資金の回収を完了させたい」という2つの狙いを持っている筈です。

また、「株式会社グランプリ」は、5億1329万円の賞金を獲得している

「稼ぎ頭」のグランプリボスを年内一杯で引退させることと決定しています。

そのため、同社の関係者は、グランプリボスを1着賞金1億円(同8000万円)のマイルCSで勝たせて、

「花道を飾らせてあげたい」と考えている筈であり、この馬を管理している矢作調教師に対して、

メイチの勝負仕上げを指示している可能性が高いと判断すべきでしょう。

そして、最終追い切りの内容を確認したところ、

「坂路で全体53秒5、終い13秒4という時計を出していて、
全身を大きく使った躍動感のある動きを見せていました。馬体の
ハリや毛ヅヤも抜群でしたから、前走のスプリンターズSを使わ
れてからの上積みが十分に見込めるデキに仕上がったと判断して
いいでしょう」

という、見込み通りのものでした。

これらの理由から、この馬を、「大いに注目すべき存在」と考えております。


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