「M・Kenichiホールディング株式会社」が

函館スプリントSに登録している、クリスマスについて。

「M・Kenichiホールディング株式会社」は、

少し前まで個人名義で馬を走らせていた

森田謙一オーナーが深く関わっている法人馬主ですから、

ここでは同社のことを「森田オーナー」と記します。

森田オーナーの本業は、東京都中央区の銀座に本社を構え、

投資ソフトの開発などを手掛けている

「ケン・ミレニアム株式会社」の代表取締役社長でして、

現在、「M・Kenichiホールディング株式会社」の

代表取締役を務めている速水千秋氏は、

「ケン・ミレニアム株式会社」の代表取締役副社長です。

同社では、1988年5月の創業から現在まで一貫して、

個人投資家を対象にリスクの少ない割安株投資を推奨し続けており、

キャリアが浅く、専門的な知識が豊富ではないユーザーでも、

「適切」と思える銘柄に投資できるソフトなどが好評を博しているとのことです。

また、同社の経営諮問委員会には、物理学者であり、

ノーベル物理学賞を受賞したことが有名な江崎玲於奈氏や、

「日本アイ・ビー・エム」の相談役を務めていた椎名武雄氏や、

「日産自動車」の代表取締役社長を務めていた塙義一氏など、

錚々たる顔ぶれが名を連ねております。

よって、

「ケン・ミレニアム株式会社」の代表取締役社長を務めている森田オーナーを、

「投資業界の大物」と見ております。

そして、JRA馬主としての森田オーナーは、

「今年の3歳世代」が初めての所有馬ですから、

まだキャリアは浅いものの、

その内の一頭であるクリスマスが昨年の函館2歳Sを勝っておりますので、

「絶好のスタートを切った」と言えるでしょう。

しかし、今年に入ってからの所有馬の成績は、

ウラノスガッキで勝った5月10日(土)の3歳未勝利で、

ようやく初勝利を上げたものの、「17戦1勝」となっておりますので、

今週以降、

森田オーナーが全力で巻き返しを図ってくるのは間違いないと私は見ております。

また、森田オーナーは、馬主歴は浅いものの、

積極的に競走馬セールで購入しており、これまでに、

■2012年
「セレクトセール」→3頭を1億1450万円で購入
「HBAセレクションセール」→1頭を2350万円で購入
「HBAサマーセール」→1頭を550万円で購入

■2013年
「HBAトレーニングセール」→1頭を1750万円で購入
「セレクトセール」→2頭を2900万円で購入
「HBAセレクションセール」→5頭を1億円で購入
「HBAサマーセール」→1頭を2050万円で購入

と、計12頭に総額3億1050万円を使っております。

そのため、今年も森田オーナーは、

7月14日(月)~15日(火)に行われる「セレクトセール」など、

今後のセールで購入する可能性が高いと見ておりますので、

現在、森田オーナーは、

「セール資金を持ち馬の賞金で確保しておきたい」

と考えていることでしょう。

よって、1着賞金3800万円
(馬主の取り分は8割の3040万円)の

函館スプリントSに登録しているクリスマスについては、

森田オーナーが、この馬を管理している伊藤大士調教師に対して、

「メイチの勝負仕上げを指示している可能性が極めて高い」

と判断しています。

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