寺田千代乃オーナーがチューリップ賞に登録している、

プリモンディアルについて。

寺田オーナーは、「アート引越しセンター」でお馴染みの

「アートコーポレーション株式会社」の代表取締役社長を務めている方です。

大阪府大東市に本社を構える同社は、

1968年に設立された「寺田運輸」が起源で、

1976年には、「寺田運輸」内に「アート引越しセンター事業部」を設置、

翌年には、その事業部を「アート引越センター株式会社」として独立させています。

その後は、

「あなたの町の0123」といった覚えやすいメロディが流れるテレビやラジオのCMや、

イメージキャラクターに「ドラえもん」を起用するなどの広告戦略で、

子供からお年寄りまで、幅広い層に認知されるようになり、

1990年には、事業の多角化に伴い、

「アートコーポレーション株式会社」に社名を変更しました。

そして現在は、引越事業の他にも、

輸入車の販売・車輌メンテナンスサービスなどの事業を展開している上、

傘下にいくつもの子会社を抱える規模になっており、

2013年9月期連結で795億1600万円

という売上高を記録する大企業となっていますので、

同社を創業から一代で大きく成長させた寺田オーナーが、

「優れた経営者」であるのは間違いありません。

また、JRA馬主としての寺田オーナーは、

1997年から持ち馬を走らせ始めて、

それから現在までに40頭近くを所有しており、

過去の代表的な存在としては、

2007年のマーメイドSを制したディアチャンスや、

2011年の中山大障害で2着となった

ディアマジェスティなどが挙げられるでしょう。

そして、2011年の寺田オーナーは、

ディアマジェスティなどの活躍で、

「6勝・獲得賞金1億2867万円」

という過去最高の成績を残しておりましたが、

2012年は「4勝・獲得賞金7139万円」、

昨年に至っては「2勝・獲得賞金2139万円」

と、2011年と比べると1億円以上も少なくなっているのです。

その理由には、

ディアチャンスで制した2007年のマーメイドS以来、

約7年も重賞を勝てていないため、

高額賞金を得られなかったことと、

これまでに6140万円の賞金を獲得し、

現在の「稼ぎ頭」であるディアビリーヴが、

2011年の大津特別を勝ってから、結果を残すことができず、

「17連敗中」となっていることも挙げられます。

そこで、私が寺田オーナーでしたら、

「重賞の連敗を止めたい」、

「ディアビリーヴの分を他の馬で稼ぎたい」

と考え、1着賞金が3400万円(馬主の取り分は8割の2720万円)

のチューリップ賞に登録しているプリモンディアルに関しては、

この馬を預けている藤原英昭調教師に対し、

メイチの勝負仕上げを依頼する筈です。

プリモンディアルが馬券に絡んでくる可能性は

大いにあると考えておくべきでしょう。

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