杉浦宏昭調教師が関屋記念に出走させる

レオアクティブについて。

杉浦調教師は、1982年に乗り役として、

シリウスシンボリなどを育てた

二本柳調教師のところからデビューし、

それから1995年に

調教師免許を取って引退するまで、

ブルーダーバンでの1983年の京成杯や、

ダイナレターでの1989年の札幌記念や、

オンワードノーブルでの1994年のフラワーCなど

重賞6勝を含む209勝を上げています。

その後、

1996年に厩舎を開業し、

3年目にはパルブライトなどで重賞4勝を上げ、

6年目にはテレグノシスでNHKマイルCを、

一昨年にはショウワモダンで安田記念を勝つなど、

昨年までに重賞12勝を上げ、

全体では289勝を上げています。

また、

ここ5年の成績を見てみると、

2008年が17勝、
2009年が14勝、
2010年が21勝、
2011年が15勝、
2012年が17勝と、

平均して15勝以上を上げており、

勝ち鞍の面で言えば、

安定していると言えるでしょう。

ただ、賞金の面で言えば、

2008年→2億7046万円
2009年→2億7955万円
2010年→4億5636万円
2011年→3億1408万円
2012年→3億2142万円

となっており、

4億5872万円を獲得した

2002年と比べると、

2010年以外は、

明らかに物足りない数字と言えるでしょう。

当然、

杉浦調教師としては、

「2002年や2010年の時のように、
多くの賞金を稼ぎたい」

という思いを抱いているでしょうし、

その為には、

賞金の高いGIや重賞を勝つか、

1戦でも多く勝ち鞍を上げなければなりませんが、

今年に入ってからの杉浦調教師のところは、

先週までに16勝と、

これまでに一番多く勝った

2007年の24勝を上回るペースで

順調に勝ち鞍を上げているものの、

賞金に関しては、

2億7370万円という状況となっています。

このままのペースですと、

2002年や2010年に獲得した賞金に

は届かない可能性が高いことから、

杉浦調教師は、効率良く賞金を獲得する為に、

2011年の京王杯2歳Sと、

去年の京成杯AHと、

これまでに重賞を2つ勝っている

レオアクティブには大きな期待を寄せている筈で、

今回の関屋記念に向けて、

どのように仕上げてくるのか注目していましたが、

デキはかなりいいみたいです。

前走のバーデンバーデンCでは、

大外を回らされてしまい、

最後は伸びてきたものの

3着と結果を出すことはできませんでした。

ただ、

今回は直線の長い新潟でのレースとなりますから、

この馬の持っている

決め手を活かせる理想的な舞台と言えますし、

特に注意が必要な1頭だと思います。

買い目予想をご希望の場合は
競馬会員にお申込み下さい