里見治オーナーがエプソムCに登録している、

サトノアラジンについて。

里見オーナーは、東証1部に上場している、

「セガサミーホールディングス株式会社」の代表取締役会長兼社長を務めております

同社は、「汐留住友ビル」(東京都港区東新橋)に本社を構え、

パチンコ・パチスロの「北斗の拳シリーズ」などで有名な「サミー株式会社」や、

ゲームソフトの開発・販売を手掛け、アミューズメント施設の開発・運営では

業界最大手の「株式会社セガ」などを傘下に持ち、2015年3月期に於けるグループ全体での売上高は、

「3549億2100万円」という素晴らしい数字を記録しておりました。

また同社は、カジノやホテルなどの複合型リゾート施設事業を積極的に展開しており、ここ数年も、

□2012年3月
約58億円もの資金を投じ、宮崎県にある「フェニックス・シーガイア・リゾート」の運営母体である「フェニックスリゾート株式会社」の全株式を取得し、完全子会社化

□2015年6月
株式会社セガゲームス・セガネットワークス・カンパニーと、スマートデバイス向けゲームコンテンツの開発・運営を行っている台湾企業「Auer Media & Entertainment Corp.」の株式17%を取得し資本業務提携を発表

といった形で積極的に大規模な計画を推し進めているのですから、

同社を束ねている里見オーナーは、「日本経済に於いて大いに注目されている人物」と言えるでしょう。

そして、JRA馬主としての里見オーナーは、

1992年から馬を走らせ始めており、これまでの代表的な存在としては、

2008年のニュージーランドTを制したサトノプログレスや、

一昨年の中日新聞杯を制したサトノアポロや、

昨年の日経新春杯と小倉記念を制したサトノノブレスや、

昨年の東京スポーツ杯2歳Sと今年の弥生賞を制したサトノクラウンや、

今年の京都新聞杯を制したサトノラーゼンなどが挙げられます。

昨年の里見オーナーは、重賞3勝を含む35勝を上げ、

過去最高となる7億7957万円の賞金を獲得しており、

今年に入ってからは先週までに重賞2勝を含む23勝を上げ、

5億8441万円の賞金を獲得と、昨年を上回る順調なペースで勝てておりますが、

里見オーナーは、先週までの成績だけに満足せず、今週以降も貪欲に勝利を追求してくる筈です。

何しろ、里見オーナーは、毎年のように「セレクトセール」で良血馬を購入しており、

昨年、7月14日(月)~15日(火)に行われた同セールに於いても、

計13頭に総額7億6400万円という大金を投じていたのですから。

そして、今年も里見オーナーは、まず、5月15日(金)に行われた「千葉サラブレッドセール」に於いて、

「プライムステージの2013」(牡・父ワークフォース)を5400万円で、

「ピュアティーの2013」(牡・父ネオユニヴァース)を3300万円で購入と、

計2頭に総額8700万円を投じている上、7月13日(月)~14日(火)に行われる「セレクトセール」に於いても、

昨年までと同様、多くの資金を投じる筈ですから、現在、里見オーナーは、

「セールの購入資金は所有馬の賞金で稼いでおきたい」と考えていることでしょう。

ただ、里見オーナーは、先週の安田記念に、サトノギャラントを出走させたものの、

まったく賞金を稼げませんでしたので、1着賞金4000万円(馬主の取り分は8割の3200万円)の、

エプソムCに登録しているサトノアラジンについて、里見オーナーは、

「今週こそ勝って、来月のセール資金を確保しておきたい」という思惑を抱いていることでしょう。

そのため、この馬を管理している池江泰寿調教師に対して、

オーナーがメイチの勝負仕上げを指示している可能性が高いと見ておりましたので、

最終追い切りの内容を確認したところ、

「ウッドで強めに追われて、全体54秒1
終い12秒4という時計を出していました。
とても力強い脚捌きを見せていましたから、
この馬の持っている力を出せると思います」

というものでしたから、馬券に絡んでくる可能性は十分に考えられます。


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