田中成奉オーナーがファンタジーSに登録している、
タイセイララバイについて。
田中オーナーの本業は、
「大成コーポレーション」の役員ですが、
投資家としての活躍の方がお馴染みかもしれません。
何しろ、医薬品の開発などを手掛けていて、
東証マザーズに上場している
「株式会社メディビックグループ」の株式を、
田中オーナーは、昨年までに計105万株を購入していたそうで、
以前は114円だった同社の株価は、
先週末の時点で381円となっていて、
1株あたり267円の上昇ですから、
その資産価値が、
「105万株×267円=2億8035万円」
も上昇したこととなりますので。
また、
田中オーナーがJRAで馬を走らせ始めたのは、
2001年のことで、それから現在までに、
2008年のガーネットSを制したタイセイアトムなど、
計80頭以上をお持ちになっていて、
その内、
昨年の交流G1・JBCスプリントを制している
タイセイレジェンドなど、
29頭が現役です。
そして田中オーナーは、
毎年多くの競走馬セールに参加しており
「八戸市場」
→460万円を使い1頭を購入
「HBAトレーニングセール」
→950万円を使い1頭を購入
「セレクトセール」
→8500万円を使い3頭を購入
「HBAセレクションセール」
→850万円を使い1頭を購入
「HBAサマーセール」
→3840万円を使い6頭を購入
「HBAオータムセール」
→930万円を使い2頭を購入
と、計14頭に総額1億5070万円を使っていますが、
今年に入ってから先週まで、
所有馬がJRAで獲得した賞金は
「2億7008万円」となっておりますので、
この時期、他のオーナーに見られがちな、
「セールで使った資金を回収したい」
という思惑を抱いている可能性は低いと考えられます。
ただ、
田中オーナーは、2008年のガーネットSを制してから、
タイセイレジェンドで交流G1を勝ってはいますが、
JRAの重賞では「21連敗中」となっており、
もう5年10ヶ月も勝てておりません。
その為、
ファンタジーに登録しているタイセイララバイで、
久々の重賞勝ちを飾りたいと思い、
この馬を預けている高野調教師に対して、
『お釣りを残さないメイチの勝負仕上げ』
をお願いしている可能性は非常に高いでしょう。
また、田中オーナーは武蔵野Sに
タイセイファントムを登録していますので、
出走してきた場合は、
「こちらも勝負懸かり」
と見ておくべきだと思います。
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