マーメイドSに一口馬主クラブの「株式会社ウイン」が登録している

ウインプリメーラについて。

同クラブの愛馬会法人・「ウインレーシングクラブ」に於いて、

以前まで取締役を務めていた大迫基弘氏と大迫正善氏は、

「ゼンノ」の冠名を用いている大迫久美子オーナーのご家族ですから、

当時は、「ゼンノ」と「ウイン」の馬が同じレースに出走してきた場合、

「実質的に複数出し」と考え、「どちらで勝ちにきているのか」を慎重に見極める必要がありました。

しかし、2012年の秋に新体制となってから、「株式会社ウイン」の代表は、

「マイネル軍団の総帥」こと岡田繁幸オーナーの三男・義広氏が務めておりますので、

以前とは違う見方をする必要があります。

同クラブに於いて、過去の代表的な存在としては、

2003年のNHKマイルCを制したウインクリューガーや、

2003年の京都ハイジャンプなど、障害重賞を4勝したウインマーベラスや、

2004年の日経賞を制したウインジェネラーレや、

2004年の京王杯スプリングCを制したウインラディウスなどが挙げられ、

最近の代表的な存在としては、昨年の日経賞を制したウインバリアシオンなどが挙げられるでしょう。

一昨年の同クラブは、重賞こそ勝てなかったものの、

「32勝・獲得賞金5億6653万円」という成績を残しており、昨年は、

ウインバリアシオンで日経賞を制し、ウインマーレライでラジオNIKKEI賞を制するなど、

「19勝・獲得賞金5億7480万円」という成績を残し、

勝利数こそ前年を下回ったものの、獲得賞金は昨年を上回っておりました。

そして今年は、ウインフルブルームが京都金杯を制するなど、

先週までに「10勝・獲得賞金2億6080万円」という成績を残しておりますが、

最近の成績が出資者の増加に直結していないと判断しております。

何しろ「ウイン」は、昨年の5月12日(月)に、

計31頭の「2014年度1次募集馬」(現2歳世代)を発表した後、

6月14日(土)に募集用のパンフレットを発送し、

6月23日(月)から今年の1月30日(金)まで出資の受け付けを行っておりましたが、

その中で満口となったのは確か5頭で、「募集中止」となった1頭を除く残りの25頭は、

満口にならず受け付け終了を迎えておりましたので。

また、今年の「ウイン」は、5月25日(月)に、計32頭の「2015年度1次募集馬」(現1歳世代)

のラインナップを発表しており、6月25日(水)から出資の受け付けを開始という、

昨年とほぼ同じスケジュールとなっておりますから、現在はクラブの関係者全員が、

「初期段階での出資希望者を増やせるよう、過去の募集馬を活躍させて、クラブの知名度を上げておきたい」

と強く願っている筈です。

そこで「ウイン」の関係者であれば、1着賞金3500万円のマーメイドSに登録している

ウインプリメーラを管理している大久保龍志調教師に対して、迷わずメイチの勝負仕上げを指示するでしょう。

そのため、この馬の上位入線を期待しております。


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