ホッコータルマエの矢部幸一オーナーは、
27日(水)にご逝去されました。
生前の矢部オーナーは、
苫小牧に本社を構えている、
「北海土建工業株式会社」
の取締役会長を務めており、
1976年から2009年までは、
同社の社長を務めていた上、
1989年→「社団法人・室蘭建設業協会」
の副会長に就任
1990年→「社団法人・苫小牧建設協会」
の副会長に就任
1999年→「苫小牧柔道連盟」
の会長に就任
2001年→「社団法人・苫小牧地域職業訓練センター」
の運営協会長、
「北海道立苫小牧高等技術専門学院」
後援会会長に就任
2004年→「苫小牧商工会議所・建設部」
の会長に就任
といった社外における経歴から分かる通り、
誰もが「苫小牧の名士」と認めていた方ですから、
お通夜と葬儀のどちらにも、
非常に多くの方が訪れることでしょう。
そして、私が矢部オーナーのご遺族でしたら、
「ホッコータルマエを出走させる
ジャパンCダートを弔いレースとしたい」
と考え、その思いを厩舎サイドに伝えますし、
「今年のJBCクラシックなど、
地方とJRAでダート重賞を7勝」
というこれまでの実績から見ても、
「このレースにおける重要な存在」
であるのは間違いありません。
しかし、追い切りの報告では
「一週前追い切りと最終追い切りのどちらも、
主戦の幸騎手が坂路で一杯に追って、
まずまずの時計を出していましたが、
休み明けを二度使われた上積みをあまり感じませんでしたし、
前走のJBCクラシックでハナを切ったことで、
今回は間違いなく厳しいマークを受けるでしょうから、
楽なレースにはならない筈です」
という内容でしたから、
買い目の中でどう扱うのかは、
最後まで念入りに検討するべきだと考えております。
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