栗東の梅田調教師は、

1995年に競馬学校の厩務員過程に入り、

次の年から1999年の桜花賞を勝ち、

その年のオークスでも3着に入った

プリモディーネなどを育てた

西橋調教師のところの厩務員、

助手として腕を磨いていました。

そして梅田調教師は、

2006年に調教師の試験に受かって、

2007年に自分の厩舎を開業していますが、

最初の年は9勝を上げ、その後は、

2008年→12勝・2億3076万円獲得
2009年→18勝・2億5259万円獲得
2010年→16勝・3億1916万円獲得
2011年→11勝・2億8982万円獲得
2012年→19勝・4億5880万円獲得

と、毎年欠かさず2桁勝利を上げていますし、

特に昨年は、

ショウナンマイティを使った産経大阪杯で

初めて重賞を勝てたこともあって、

勝ち鞍と賞金共に、

これまでで最高の結果を残しています。

そして今年も2月のダイヤモンドSを

アドマイヤラクティで勝つなど、

これまでに14勝を上げ、

賞金も3億4529万円と、

順調に結果を残していますが、

今後の厩舎運営のことを考えると、

梅田師自身、

「もっと結果を残して、
厩舎アピールをしておきたい」

という思いを強く抱いている筈です。

何せ彼と同じく、

2007年に厩舎を開業した同期の調教師には、

小崎調教師や、庄野調教師や、松永調教師などがいて、

小崎師はスマートファルコンで

交流重賞19勝を上げ、

庄野師は2010年のJBCスプリントを

サマーウインドで勝ち、

松永師は2009年の秋華賞を

レッドディザイアで勝っているように、

その活躍を目の当たりにしている師としては、

「同期には負けられない」

という思いを常に持ち続けている筈ですから。

梅田師としては、

毎日王冠に登録してるショウナンマイティと、

京都大賞典に登録してるアドマイヤラクティで、

できる限り多くの賞金を獲得するために、

勝負を懸けてくると見られています。

これらの馬に対してどんな仕上げを施してくるのか、

大いに注目する必要があります。

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