1枠1番レッツゴードンキ

国内のスプリントGIで3戦連続2着と、古馬になって短い距離で活躍する馬。

その反面、昨年以降マイルの距離では能力を発揮しきれずにいる。

GIで連続馬券圏内と存在感をアピールしている鞍上を背に、得意のイン突きで上位を狙いたい。

1枠2番ミスパンテール




4走前から重賞3戦を含む4連勝。

逃げ差し自在の脚質で主役候補の1頭としてGIの舞台へと返り咲いた。

今回は関東圏への輸送が引っかかる。

もともとテンションの上がりやすいタイプでもあり、輸送がプラスとは思えない。

過去の勝ち馬すべてに該当していた「左回りの勝利実績or左回りの重賞連対歴」も満たしておらず、勝利へのハードルは思いのほか高そうだ。

2枠3番ラビットラン

超スローの前走は後方からレースを進めて上がり3F最速。秋華賞以降鳴りを潜めていた末脚の切れ味に良化の兆しが見られたのは良い傾向だろう。

今回は左回りに替わるが、鮮烈な印象を残した7月中京芝1600mは上がり3F33秒0。返す刀で制したローズSを含め、広いコースでの爆発力には目を見張るものがある。

2枠4番ジュールポレール

条件戦3連勝、重賞3着の勢いを利した昨年は3着と健闘。

初の関東圏・左回りという点を踏まえれば得たものが大きいレースと言えるのではないだろうか。

全5勝を挙げている良馬場が濃厚な今年、侮れない存在だ。

3枠5番レーヌミノル

桜花賞を制した後、1200-2400mまで幅広く使われるも馬券圏内なし。

僅差の競馬は時計のかかる馬場に限定されており、パンパンの良馬場が想定される日曜東京の適性に対する疑問は拭えない。

3枠6番レッドアヴァンセ

コース適性自体は問題ないと思われるが、気がかりなのが新潟・東京への遠征で10キロ以上も馬体を減らしたこと。

約1カ月のレース間隔でどこまで馬体重が戻っているのか、そのあたりが取捨の基準となりそうだ。

4枠7番カワキタエンカ

君子蘭賞以降、一度もハナを譲っていないこの路線の韋駄天。

今回もスタート五分なら間違いなくレースの主導権を握ることだろう。

気がかりなのは1800→1600mへの距離短縮。

短縮ローテでは【0-0-1-2】と良績に乏しく、中距離でゆったり逃げたいクチだ。

4枠8番クインズミラーグロ

東京での連対歴は渋った馬場に限定されており、厳しい戦いは避けられないだろう。

5枠9番ソウルスターリング

戦績だけで判断すると「早熟」のレッテルを貼られてしまう感は否めない。

そんな同馬にとって追い風が吹くとすれば、春の良馬場東京芝という舞台設定か。

今回の結果次第で今後の取捨選択を決めたいところ。

5枠10番アエロリット

中山記念から直行するローテで臨むが、間隔があく点をどう判断するか?

というのも、過去のヴィクトリアマイルで中10週以上の間隔をあけて臨んだ馬は【0-1-0-13】。

舞台設定は申し分ないが、臨戦過程のマイナスは頭に入れておきたい。

6枠11番アドマイヤリード

連覇を狙う今年、ネックとなるのがその馬場コンディション。

レース当日は好天が予想される。

近2走をみても、上がりの速い競馬では脆さを覗かせるタイプ。

6番12番エテルナミノル

愛知杯と同じ左回りに替わる点はプラスも、オープンクラスでの芝1600m好走歴なし。

この距離ではテンの追走に苦戦する傾向にあり、厳しい戦いは避けられないだろう。

7枠13番ワントゥワン

前走のパフォーマンスを見る限りGIではまだまだ力不足にも映るが、毎回末脚は堅実。

自分の競馬に徹してひとつでも上の着順を目指したいところ。

7枠14番リエノテソーロ

今年使われた2戦はいずれもフタ桁着順と精彩を欠いており、ここも厳しい戦いは避けられないだろう。

7枠15番デアレガーロ




2走前は芝1600mを1分32秒5の好時計で制しており、秘めたるポテンシャルは相当に高い。

ここはマイルへの距離延長となるが、この手のタイプは2070万馬券が飛び出したような「激流」でこそ力を発揮する。

スプリントで培った激流への対応力が活きるからだが、今回、展開面はやや不利に働くかもしれない。

8枠16番リスグラシュー

間隔があいた前走は3着も、行った行ったの展開を踏まえれば評価は下がらないだろう。

東京芝1600mは2戦2勝と抜群の相性で、ここはまさしく狙いすました一戦。

2歳時にレコード勝ちがあるように時計勝負も問題なく、極端な乱ペースにならなければ悲願のGI制覇にもっとも近い存在と言えそう。

8枠17番デンコウアンジュ

昨年同レースは11番人気の低評価を覆す2着。

東京芝1600mでは1.2.4着と大崩れがなく、舞台巧者として上位にランクされる1頭。

2年連続の好走があっても驚きはない。

8枠18番メイズオブオナー

未勝利脱出まで時間を要したものの、その後5戦3勝。トントン拍子でGIの舞台まで駒を進めた。とはいえ時計面で特筆すべき部分はなく、かなり厳しい戦いになりそう。

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