小倉2歳Sにシゲルガガを出走させる
森中蕃オーナーについて。
森中オーナーは「光証券株式会社」の代表取締役会長を、
2010年まで務めていました。
同社は今年で創業65年目を迎える老舗ですが、
同社が大きく発展を遂げたのは、
森中オーナーが取締役社長に就任した1982年以降で、
1993年に証券会計システムの
「彦左衛門」を導入、
2000年には営業支援システムの
「トレードガード」を導入し、
更には、
代表取締役会長に就任した3年後の2006年には、
投資一任口座「半兵衛」の運用を開始させるなど、
これまで積極的に新しい試みを行ってきた森中オーナーが、
現在の同社の基盤を作ったと言えるでしょう。
そして現在は、
オーナーのご子息である森中寛氏が
「光証券株式会社」の社長を務めていますが、
先ほど書いた通り、2010年に
「光証券株式会社」の会長を退いた森中オーナーは、
それまでよりも競馬に力を入れてきたようです。
と言うのも森中オーナーは、
JRAの馬主歴が30年以上となる大ベテランで、
2009年までは概ね年間10勝前後の成績でしたが、
ここ数年は、
2010年→23勝
獲得賞金3億6899万円
2011年→28勝
獲得賞金4億0807万円
2012年→24勝
獲得賞金4億8874万円
と、明らかに以前よりも成績を上げています。
ただ、今年は、先週までに
13勝・獲得賞金2億8866万円
という状況となっており、
このままのペースですと、
昨年の4億8874万円
には届かない可能性が非常に高いため、
森中オーナーとしては、
「もっとペースを上げて賞金を獲得したい」
という思いを抱いていることでしょう。
加えて、森中オーナーは、
毎年のようにセールで多くの馬を購入しており、
昨年だけでも、
5つのセールで総額1億3730万円を使い、
計53頭を購入している上、
今年も、
5月7日(火)の「HBAトレーニングセール」
→4頭を1580万円で購入
7月8日(月)~9日(火)の「セレクトセール」
→2頭を2100万円で購入
7月16日(火)の「HBAセレクションセール」
→2頭を1100万円で購入
更に、
先週に行われた「HBAサマーセール」においては、
7410万円を使って21頭を購入しています。
当然、現在の森中オーナーが、
「セールで使った資金を一刻も早く回収したい」
という思いも抱いている筈で、
優勝賞金が3000万円
(馬主の取り分は8割の2400万円)
の小倉2歳Sに出走させるシゲルガガについては、
間違いなく「勝負懸かり」と見ていいでしょう。
追い切りでも抜群の時計をマークし、
目イチ仕上げの指示が出た可能性が高いと判断できます。
この馬が馬券に絡んでくる可能性は
大いにあるかと思います。
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