2014年に前身のジャパンCダートからチャンピオンズCに名称変更
データは東京から舞台を阪神(現在は中京)に移し、距離2100mから1800mに移行した2008年以降の8年
■過去8回の1着
08年カネヒキリ
09年エスポワールシチー
10年トランセンド
11年トランセンド
12年ニホンピロアワーズ
13年ベルシャザール
14年ホッコータルマエ
15年サンビスタ
連覇を果たしたのは10年-11年の藤田伸二騎手のトランセンドのみ。
また牡馬が7勝。牝馬は15年のサンビスタのみ。
■1着馬の単勝人気
08年・4人気
09年・1人気
10年・1人気
11年・1人気
12年・6人気
13年・3人気
14年・2人気
15年・12人気
二桁人気の勝ち馬は15年のサンビスタのみ。
その他は概ね上位人気。
■傾向
■馬齢
過去8回の勝ち馬は4歳2頭、5歳4頭、6歳2頭。3歳馬の勝ち馬は0頭。
複勝率は5歳と6歳が20%台。
4歳は15%程度となっており、主力形成は5-6歳。
また、勝ち馬0頭の3歳馬も馬券対象は4頭出しており、複勝率なら20%台。
頭は無くとも馬券圏内には来ている。
なお、年齢別で複勝率が最も低いのは7歳の15%未満。
登録馬ではブライトラインとホッコータルマエが7歳馬。
■性別
牝馬は延べ10頭が出走。
馬券対象は15年勝ち馬サンビスタのみ。
今回は牝馬の登録はなし。
なお、10頭の牝馬はいずれも単勝6番人気以下。
また7頭は単勝10番人気以下。
しかし、15年1着馬のほか、11年と14年には4着入線を果たしており、出走頭数と単勝人気を考えると牝馬も侮れない。
■人気
最多勝は1番人気の3勝。
馬券対象馬は5頭。
複勝率で唯一60%を超えている。
各人気で最も信頼度は高い。
とはいえ、過去8年で単勝10番人気以下が4頭も馬券対象とっている上に、6-9番人気などの伏兵勢からも幅広く馬券対象が出ている。
過去8年で2番人気の馬券対象2頭や3番人気の馬券対象4頭といったデータを考えると、必ずしも上位人気だけが好成績を残しているわけではない。
■配当
過去8年の馬連平均は5,675円。
最高配当は08年の11,710円。
最低配当は11年の1,750円。
3連単平均は110,181円。
最高配当は15年の318,430円。
最低配当は11年の6,180円。
15年は12番人気が1着に加えて、1番人気と2番人気がともに馬券圏外。
それでいて3連単配当31万円台は必ずしも高くないはず。
また12年も1番人気と2番人気馬が馬券圏外となり、6人→3人→9人の決着で3連単16万円台。
この傾向から人気が割れる傾向も伺える。
前走中央組や前走地方組といった形で様々な路線から出走馬が集結するためか、競馬ファンの評価が分散している傾向が出ている模様。
■前走クラス
過去8年の馬券対象馬24頭中、前走中央重賞組(4,4,3)、前走地方重賞組(4,3,4)。重賞組は(8,7,7)となり、馬券対象馬の大半は前走で中央か地方の重賞出走馬。
また、複勝率はどちらも20%前後。大きな差は無い。
また、前走のレース名は、中央組の馬券対象馬11頭中、14年3着のローマンレジェンドがエルムSから参戦した以外は、全てみやこSか武蔵野S組。
一方、地方組の馬券対象馬11頭中、09年1着のエスポワールシチーの南部杯と15年1着サンビスタのJBCレディスクラシックから参戦した以外は、全てJBCクラシック組。
なお、前走OP特別組の馬券対象は2頭。いずれも09年。
■前走距離
複数の馬券対象を出すのは、1600m組(3,2,0)、1800m組(3,3,3)、2000m組(2,0,1)、2100m組(0,2,2)。
なお、1600m組は5頭中4頭が武蔵野S。
1800m組の9頭は6頭がみやこS、2頭はJBCクラシックかJBCレディスクラシック。
2000m-2100m組の馬券対象馬7頭中6頭はJBCクラシックに、それぞれ前走で出走していた。
いずれにしても前走でダ1800mから前後1ハロン程度の違いしかなく、極端な距離変更で出走し、馬券対象となったケースはない。
■前走着順
過去8年の馬券対象馬24頭中、前走1着(3,4,4)、前走2着(3.1.2)、前走3着(0,2,2)、前走4着(1,1,0)となる。
つまり、前走1-4着で(7,8,8)。
これに該当しないのは、08年1着のカネヒキリ。
ただし、同馬は前走(9着)が2年4ヶ月振りの長期休養明け。
久々を一度使って本番で結果を出したパターンだが、休んでいた期間やそれ以前の実績等も考えると稀なケース。
なお、前走4着から巻き返した2頭も、いずれも前走は休み明けのレース。
久々でも上位に入れる能力を持ちつつ、一度使って本番で馬券圏内に好走したパターン。
また、馬券対象馬を多数出す、JBCクラシック、みやこS、武蔵野Sのそれぞれのレースで、JBCクラシック組、みやこS組は前走1-3着馬が馬券対象となっているのに対して、武蔵野S組の馬券対象馬は、前述のカネヒキリを除くと、全て前走1着馬。
更に過去24頭の馬券対象馬の中で、直近3走の国内のダート戦で二桁着順を経験しているのは2頭のみ。
ほぼ全ての馬が安定して力を発揮している。