里見美惠子オーナーが新潟記念に登録している、
バーディーイーグルについて。
里見美惠子オーナーは、「パチスロ北斗の拳」などで有名な「サミー株式会社」や、
ゲームソフトの開発・販売を手掛け、アミューズメント施設の開発・運営では業界最大手の
「株式会社セガ」などを傘下に持つ、「セガサミーホールディングス株式会社」
の代表取締役会長兼社長を務めている里見治オーナーの奥様です。
馬主としての美惠子オーナーは、2009年からJRAで馬を走らせていまして、
これまでに現役の4頭を含む計11頭を所有していて、
その中の代表的な存在としましては、2010年のユニコーンSを制したバーディバーディが挙げられます。
2010年の美惠子オーナーは、このバーディバーディの活躍などにより、
過去最高の「1億0163万円」という賞金を獲得していて、
一昨年は、これまでで一番多い勝ち星となる「5勝」を上げて、
賞金は「9629万円」を獲得していました。
でも昨年は、「0勝・獲得賞金1449万円」という成績でしたから、
今年の美惠子オーナーは、「昨年の二の舞にはしたくない」と考えている筈ですし、
実際、今年に入ってから先週までの数字が、
「4勝・獲得賞金5598万円」というものですから、見込みは正しかったのでしょう。
ただ、美惠子オーナーが、先週までの結果に満足しないで、
今後も貪欲に勝利を追求してくると見ています。
何故なら、里見ご夫妻は、これまで毎年のように「セレクトセール」で高額馬を落札していて、
美惠子オーナーだけでも、昨年までの4年間に於いて、
□2012年→計2頭を1億2495万円で落札
□2013年→計1頭を3885万円で落札
□2014年→計1頭を3024万円で落札
□2015年→計3頭を4860万円で落札
と、総額2億4264万円を投じて計7頭を落札していましたし、
今年も美惠子オーナーは、7月12日(火)に行われた同セールの「当歳市場」で、
1頭を918万円で落札していますので。
もちろん、「セレクトセール」以降の美惠子オーナーは、
「落札に使った資金を回収したい」と考えていた筈です。
でも、美惠子オーナーは、同セールが終わってから先週までに、
「3戦0勝・獲得賞金145万円」という成績に終わっています。
そのため、美惠子オーナーでしたら、
今週、バーディーイーグルを登録している1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)
の新潟記念を、「何が何でも勝ちたいレース」と考えて、この馬を預けている国枝調教師に、
迷わずメイチの勝負仕上げをお願いしますから、
最終追い切りの内容など、今後の様子を念入りに確認していきます。