札幌2歳Sに登録している、
ブラックオニキスについて。
この馬は、「岡田牧雄オーナー」の名義で走っていますけど、
実際は、「株式会社LEX」が馬主さん達に出資を呼び掛けている、
「LEX・PRO」の募集馬です。
1987年にできた「株式会社LEX」は、
静内の中心部から車で北に5キロほど走ったところに本部を構えていて、
今、代表をやっているのは、「マイネル軍団の総帥」こと岡田繁幸オーナーの弟さんで、
「岡田スタッド」の代表でもある岡田牧雄オーナーです。
ちなみに、「LEX」の本部のすぐそばにある「岡田スタッド」は、
実家の「岡田蔚男牧場」を牧雄オーナーが引き継いだところで、
今の名前になったのは1984年のことです。
そして「LEX」は、馬主さん達に出資を呼び掛ける「LEX・PRO」の運営だけではなく、
スクリーンヒーロー、スペシャルウィーク、ネオユニヴァース、マツリダゴッホ、
トーセンラー、エイシンアポロンといった種牡馬を繋養している
「レックス・スタッド」の運営や、馬の取引代行や、輸入馬具と飼料の販売なども手掛けています。
また、「LEX・PRO」の募集馬は、
「LEX」の代表である岡田牧雄オーナーの名義で走ることが多いのですが、
「錦岡牧場」の名義や、「錦岡牧場」の代表である土井睦秋オーナーの名義や、
「社台グループの総帥」こと吉田照哉オーナーの名義や、
「ノーザンファーム」の代表である吉田勝己オーナーの名義で走ることもあって、
クイーンズリングのように、照哉オーナーの奥さんの吉田千津オーナーの名義で走ることもあります。
ちなみに「LEX・PRO」では、去年の10月から、
全部で22頭いる「2015年度1次募集馬」の出資を受け付けていて、
今年の2月17日(水)からは、全部で15頭いる
「2015年度2次募集馬」の出資を受け付けていますし、
7月19日(火)からは、全部で6頭いる「2015年度3次募集馬」の出資も受け付けていますが、
「1次募集」と「2次募集」と「3次募集」を足した46頭(全て現2歳世代)の内、
もう満口となっているのは27頭で、募集終了となった2頭を除く残りの17頭は、
今も出資を受け付けていますね。
ですから、今は「LEX・PRO」の関係者全員が、
「今後の出資希望者が増えるよう、過去の募集馬を重賞で活躍させたい」と強く願っている筈で、
賞金の高い重賞を勝てば、その効果が大きいのは間違いありません。
そして今週は、札幌2歳Sにブラックオニキスを登録していますから、
「「LEX・PRO」の関係者でしたら、この馬を預けている加藤和宏調教師に、
間違いなくメイチの勝負仕上げをお願いしますので、
実際に厩舎がどう仕上げてくるのかなど、
今後の動きを念入りに確認していきたいと考えています。