「タガノ」の冠名でお馴染みの八木良司オーナーは、

育成施設「宇治田原優駿ステーブル」と、

北海道にある生産牧場「新冠タガノファーム」を

所有するオーナーブリーダーでもあります。

既に馬主としてのキャリアが

25年近くとなる八木オーナーですが、

早い段階から生産牧場や

育成施設を所有していた訳ではなく、

00年の東京スポーツ杯3歳Sを制したタガノテイオーが、

同年の朝日杯3歳Sで予後不良となってしまったことや、

その後、GIを勝てなかったことが、

生産と育成に対する興味を強くし、

02年頃に「宇治田原優駿ステーブル」を設立、

03年頃に「新冠タガノファーム」を設立

という経緯に至ったそうです。

そして八木オーナーと言えば、

これまでに300頭近くを所有している上、

過去には

京都馬主協会の会長を務めた経験がありますので、

誰もが認める「競馬界の重鎮」と言えるでしょう。

また、

現在は計43頭を所有していますが、

今年に入ってから先週までの成績は、

「5勝・獲得賞金1億4381万円」

となっており、

勝利数と獲得賞金のどちらも、

「23勝・獲得賞金3億8700万円」だった

昨年の半分以下という状況ですから、

今は間違いなく

「何が何でも巻き返したい」

という気持ちを強く抱いている筈です。

そして今週の八木オーナーは、

賞金の高い特別レースに

計4頭を登録してきましたので、

各馬にどんな思惑が込められているのかを、

最後まで念入りに確認する必要があります。

↓今週の主な登録馬↓

タガノロックオン(阿蘇S)
タガノキャプテン(マレーシアC)
タガノジョイナー(オホーツクハンデキャップ)

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