三島宣彦オーナーが皐月賞に登録している、
ミライヘノツバサについて。
三島オーナーの本業は、神奈川県川崎市の高津区にある「三島眼科医院」の院長です。
三島オーナーは、北里大学医学部を卒業してから、「千葉県国保旭中央病院」の眼科部長、
「関東労災病院」の眼科部長などを務めた後、「三島眼科医院」を開業しており、
同医院では、睡眠中に特殊な形状のコンタクトレンズを装用することで、
視力の回復が見込める「オルソケラトロジー治療」を、2010年から採用しており、
尚且つ、日帰りでの白内障手術を行なうなど、充実した治療が受けられるのです。
更に現在では、患者さんに治療への理解を深めてもらえるよう、
多くの著名な医師の助言などを掲載している、
「目の健康ジャーナル」という検査や治療に関する独自の解説書を発行しておりますので、
患者さんにとって、「非常に安心できる眼科医院」であるのは間違いないでしょう。
そして、三島オーナーがJRAで馬を走らせ始めたのは、
2012年のことでして、これまでに6頭を所有しております。
昨年までの4年間は、
2012年→1勝・獲得賞金570万円
2013年→1勝・獲得賞金1168万円
2014年→0勝・獲得賞金75万円
2015年→0勝・獲得賞金1652万円
という成績で、三島オーナーにとって、これは決して満足できるものではなかった筈です。
そのため、今年のオーナーは、「何としても成績を伸ばしたい」と考えているのでしょうし、
実際、今年に入ってから先週までは、「2勝・獲得賞金1652万円」という、
早くも過去最高の数字を記録しておりますので、その判断は正しかったのでしょう。
しかし、三島オーナーは、先ほど記した通り、
2012年から馬を走らせているものの、まだ、一度も重賞を勝てておりません。
そして今週は、皐月賞にミライヘノツバサを登録しておりますので、
三島オーナーが、「初の重賞勝ちをGIで飾りたい」と考え、
この馬を管理している伊藤大士調教師に対して、
お釣りを残さないメイチの勝負仕上げを依頼している可能性が極めて高いと判断しております。
3強対決に注目が集まっておりますし、前走で500万条件を勝ち上がったばかりのため、
今回はほとんど人気を集めないのでしょうが、連勝を飾っている過去2走の内容などから、
潜在能力の高さを感じることもあって、「安易に軽視すべきではない存在」と見ておくべきでしょう。