高樽さゆりオーナーがレパードSに登録している、

シグナルプロシードについて。

高樽オーナーは、育成牧場

「ディアレストクラブ」の代表者であり、

「ディア」の冠名で馬を走らせている

組合馬主・「ディアレスト」の

高樽秀夫さんの奥様です。

そのため、さゆりオーナーの持ち馬と、

「ディアレスト」の馬が

同じレースに出走してきた時には、

「実質的には2頭出し」と考え、

「どちらで勝負を懸けてきているのか」

を慎重に見極める必要がありますが、

レパードSには、

「ディアレスト」の馬は登録していませんので、

「純粋にさゆりオーナー個人として勝ちに来た」

と判断するべきでしょう。

JRA馬主としてのさゆりオーナーは、

2008年頃から持ち馬を走らせていますが、

現役の9頭を含め、

これまでに40頭近くをお持ちになっており、

これまでに27勝を上げていますが、

重賞に関しては、ディアアレトゥーサが

2010年の福島記念で2着に入ったのが最高で、

まだ勝てていません。

それに対し、

「ディアレスト」は、これまでに、

スキップジャックで勝った2004年の京王杯2歳S、

レッドアゲートで勝った2008年のフローラS、

ディアジーナで勝った2009年のフローラSと

クイーンCの重賞4勝を含め、

全体で94勝を上げています。

「ディアレスト」が馬主免許の取得したのが、

さゆりオーナーより5年早い

2003年だったことを差し引いたとしても、

さゆりオーナー自身、

この結果には満足していない筈ですから、

「もっと勝ち星を上げなければならないし、
重賞も勝っておきたい」

と強く思っているに違いありません。

何せ、さゆりオーナーの持ち馬は、

実質、

「ディアレスト」の持ち馬と同じ

と言える訳ですから、

良い成績を残せなければ、

「ディアレストクラブ」の評判にも

影響が出てくる可能性もありますからね。

また、

「ディアレストクラブ」は、

毎年、「競走馬セール」に積極的に参加していて、

2010年→計24頭を
総額1億2400万円で落札

2011年→計22頭を
総額1億2500万円で落札

2012年→計16頭を
総額6560万円で落札

と、ここ3年だけで計62頭を

総額3億1460万円で落札しています。

そして今年も、

「HBAトレーニングセール」
→計3頭を総額2430万円で落札

「セレクトセール」
→計2頭を総額2120万円で落札

「HBAセレクションセール」
→計3頭を総額2430万円で落札

と、3セールだけで計8頭を

総額7100万円で落札していますし、

「HBAサマーセール」や、

「HBAオータムセール」など

今後のセールにも参加される可能性が高いですから、

今のお二人は

「セールで使った資金を回収したい」

という考えと、

「今後のセールで使う資金を稼いでおきたい」

という考えをお持ちの筈で、

レパードSに登録しているシグナルプロシードに対しては、

大きな期待を寄せているのは間違いなく、

「明らかに勝負懸かり」

と見る事ができます。

デキに関しても、

「確実に上向いている」

と判断できるというので、

この馬の「大駆け」には注意が必要です。

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