「白富士Sで注目すべき存在」

と考えているのは、

西川光一オーナーが出走させる

アロマカフェです。

先にお伝えさせて頂きますが

西川光一オーナーのお父様は、

「パーク24」の先代社長であり、

JRAの馬主としては、

光一オーナーと同じく「カフェ」の冠名を使い、

2001年の菊花賞と有馬記念と

2002年の天皇賞・春を勝った

マンハッタンカフェや、

2000年のNHKマイルCと2002年の

ジャパンCダートを勝ったイーグルカフェ

などでお馴染みだった西川清氏(故人)です。

そして、お父様の後を引き継ぎ、

西川オーナーがJRAで持ち馬を走らせ始めたのは2003年からで、

現在は12頭を所有していますが、

昨年の11月24日(日)のウェルカムSを

アロマカフェで制してから先週まで、

「所有馬が17連敗中」となっており、

まだ今年の初勝利を上げられておりません。

そこで、私が西川オーナーの立場であれば、

白富士Sにアロマカフェを出走させるにあたっては、

「連敗を止めて、今年の初勝利を飾りたい」

という思いを果たすため、

この馬を預けている小島太調教師に対して、

かなり勝負懸かった指示を出すことでしょう。

また、

最終追い切りについての報告も、

「29日(水)、坂路に入れられて、
全体が50秒7、終いが12秒1という、
この馬としては十分な時計を馬なりで出していましたし、
コンマ7秒先行していた併せ馬の相手
サンマルスピリットに、どんどん迫っていた時の動きは、
状態の良さを強く感じる軽快なものでした」

という内容でしたから、

レース終了後には、連敗ストップと

今年の初勝利を喜ぶ西川オーナーの笑顔が見られそうです。

そしてここからは

オーナーブリーダーの「バンブー牧場」

が北山Sに出走させる、

バンブーリバプールについて。

「バンブー牧場」の創始者である竹田辰一さんは

元々、建設会社の社長で、

阪神馬主協会の会長だったこともある大物の馬主さんでして、

「バンブー牧場」ができたばかりの頃は、

息子さんの春男さんが代表で、

今は春男さんの息子さんの辰紀さんが代表になっています。

今までの生産馬には、

1982年のダービーを勝ったバンブーアトラスや、

1989年の安田記念と

1990年のスプリンターズSを勝ったバンブーメモリーや、

1989年の菊花賞を勝ったバンブービギンや、

2000年の秋華賞を勝ったティコティコタックなど、

GIを勝った馬が何頭もいますので、

「誰もが認める名門」と言えるでしょう。

ただ、2003年の日経新春杯を

バンブーユベントスで勝ってからは、

11年以上も重賞を勝てていませんし、

2009年のプロキオンSに

バンブーエールを出走させてから今まで、

4年半近くも持ち馬を重賞に出せていません。

ですから、

明日の北山Sに使うバンブーリバプールには、

「重賞に使いたいので、まずはここを勝って
オープン入りして欲しい」

という思いが込められている筈で、

私が「バンブー牧場」の関係者でしたら、

この馬を預けている佐藤正雄調教師に対して、

迷わずメイチの勝負仕上げをお願いします。

その上、最近の稽古内容についての報告も、

「私の見込み通り」と思えるものでしたから、

いいレースをして、

「バンブー牧場」の皆さんを喜ばせそうです。

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